1. 廃車買取りのライナップTOP
  2. 廃車買取・基礎知識コラム
  3. エンジンレイアウトと種類による価格の違い?

エンジンレイアウトと種類による価格の違い?


エンジンは大きく分けて2種類


車に乗る方の多くの方は、購入時点でその車両のスペックや排気量などは、概ね把握しているとは思いますが、特に女性にとっては、排気量が何ccだとか、エンジン形式がどうだなどは、あまり関心がないのが実情で、せめて燃費がどの程度という情報くらいしか把握していない傾向にあります。比較的、車がお好きな男性の方においても、排気量程度は自動車税の絡みもありますので概ね把握しておりますが、エンジンの形式やシリンダーの配置による分類までご存じの方はだいぶ限られてきます。各メーカーが販売するモデルにおいては、そのグレードによって搭載されるエンジンが異なることも多く、本来であればその違いまでしっかり把握したうえで、自身が購入されるモデルやグレードを決定すべきかもしれませんが、「エンジンの違い=排気量や馬力の違い」くらいの認識ではありますので、よほど好きな人か詳しい人出ない限り、エンジンの形式についてはあまり関心が高くないのが実情かもしれません。

通常、普通車に搭載されるエンジンにおいては、エンジン本体内でシリンダーが上下にピストン運動をすることで動力を得るレシプロエンジンが主流です。既に絶版車となってしまいましたが、マツダのRX-7やRX-8などは市販車唯一のロータリーエンジンではありましたが、現行のラインナップでは、どのメーカーも4サイクルのレシプロエンジンのみとなっております。 4サイクルというのは、改めて説明の必要はないかもしれませんが、「吸入・圧縮・燃焼・排気」の4つの工程を1サイクルにしたエンジンのことで、昨今人気が高まっているハイブリッドカーも、エンジンにおいては通常のレシプロエンジン搭載車と同じです。そんなレシプロエンジンですが、シリンダーの配置によって直4やV6、V8など様々な形式のエンジンがありますが、実際にその違いについてはあまりよく知らないという人も多いと思います。今回は、このエンジン形式について詳しくご紹介します。

用途や排気量によって様々な形のエンジンが存在

用途や排気量によって様々な形のエンジンが存在


エンジンにおけるシリンダーの配置によって直4や直6、V6やV8などがあること自体は比較的よく知られていることですが、その違いについてはあまりよく知られていないのが実情です。基本的に小型車ほど排気量が小さいため、エンジン自体もコンパクトになり、逆に排気量が大きな車両ほどエンジンも大きくなります。普通車においては、一般的に直4(直列4気筒)が主流であり、近年では排気量が大きくなってきていることでV6搭載車が増えつつありますが、カローラなどの俗にいう大衆車においては直4~直6が主流です。どのような形のエンジンを搭載するかは、その車両のボディサイズにも影響してきますが、軽自動車などは直3が主流ではありますので、言うまでもなくエンジンルーム内のスペースが大きく左右することは言うまでもありません。エンジン内のシリンダーが直列に4つ並んでいるのか、6つ並んでいるのかの違いでしかありませんが、当然のことながら6個のシリンダーが直列に並ぶとなると、エンジン自体の奥行が長くなりますので、その分大きなエンジンルームを持った車両が必要になるわけです。

直4エンジンと言えば、初代ハチロク(レビン・トレノ)が搭載していたトヨタの名作となる4A-Gエンジンが有名。直6では先代スープラやチェイサーなどが搭載していた1JZエンジンや、日産なら名作となるRB20エンジンは非常に有名です。当然、直4より直6のほうがシリンダーが2つ多いので、その分エンジンの外寸も大きくなり、それをエンジンルーム内に収めるボディサイズが必要となります。ここまで聞けば「ピン」と来る方も多いかと思いますが、「では直8はないの?」という疑問においては、エンジンルーム内に収納スペースを確保することが難しくなってくるため、直列8気筒ではなくV型8気筒になるわけです。6気筒エンジンにおいては、その特性から直6もあればV6もありますが、V型エンジンはその構造上から静粛性に優れ、低振動であることから、高級セダンなどにもよく用いられます。

気筒数が多いほど構造は複雑で価格も高価に!


エンジンは基本的にボアとストローク、気筒数によって排気量が決まり、排気量が大きくなるほど出力は上がります。当然、一度に燃焼する燃料の量も増えますので、大排気量のエンジンほど燃費が悪くなるのは言うまでもありませんが、車体が小さいのにエンジンが大きいと車両バランスが悪くなりますし、車体が大きいのに小型なエンジンでは、そもそも走らなくなってしまいますので、そのバランスが重要なのです。エンジンルームという限られたスペースのなかに、ボディに見合ったエンジンはもちろん、前後の重量配分なども考慮したうえでエンジンレイアウト考える必要がありますので、ゆえに直4なのか直6なのか、はたまたV型エンジンの方が良いのかなど、様々な選択肢が出てきます。エンジンは、コンパクトにまとめられるに越したことはありませんが、コンパクトになるほど機構は複雑となり価格も高価になってきますので、多くのモデルでV型エンジンを搭載しているグレードの方が金額的には高くなっていると思います。

特に輸入車などは、国産車にくらべ相対的に排気量が大きい車種が多く、代表的な車種でいうとメルセデスベンツのSクラスでは3.0LのV6や、4.0LのV8となっておりますので、基本的には高級車ほどV型エンジンが多い傾向にあります。中古車市場においても、こうしたジャンルのセダンにおいてはV型エンジン搭載車の方が人気で、直6モデルはあまり出回ることも少ないようです。その他、スバルの代名詞となる水平対向4気筒などの特殊な構造のエンジンもありますが、基本的には排気量2.0L前後であれば直4、2.5~3.0L前後なら直6かV6、3.0L~4.0L前後になるとV6~V8、それ以上の排気量車はV8かV12というのが一般的です。気筒数が多いほど、スペースを確保するためにもV型エンジンは必須で、その大きなV型エンジンの構造の複雑さを考えても、必然的に価格は高くなり、そうしたエンジンを採用するのは、一部の高級車やスーパーカーなどに限られてくることは容易に想像できるのではないでしょうか。

【関連記事】
廃車部品から活用されるリビルトパーツって?
廃車から再利用される中古パーツやリビルト品はどのようなものがある?

廃車買取・基礎知識コラム記事一覧に戻る



【廃車買取・基礎知識】関連記事

トヨタ・ハイエースの廃車現金買取相場や海外需要 トヨタ・カローラの廃車現金買取相場や海外需要 アルファードの廃車現金買取相場や廃車要因 ランドクルーザー(ランクル)の廃車現金買取相場 ホンダ・フィットの廃車現金買取相場と廃車要因
車種
年式
自己走行

お名前
電話番号
メール
郵便番号

▲先頭へ戻る