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【廃車買取・基礎知識】廃車手続きにおける一時抹消と永久抹消の違い

世間一般的には「廃車」というと車がスクラップになるようなイメージをお持ちかと思いますが、自動車業界で言う廃車とは、自動車としての登録を抹消することを指し、皆さんがイメージされる「廃車=スクラップ」は、解体や分解という言い方をします。廃車とはあくまで事務的な作業を指しますので、所轄の陸運局にて手続きをするわけですが、最近では個人の方が直接手続きをしに行くことは稀だと思いますので、この廃車手続きについて2種類あることもあまり知られていません。廃車という言葉自体、大きな事故でも起こさない限り、あまり縁がないようにも思えますが、実際には皆さんにも事故以外で十分に日々起こりうる可能性があることから、廃車の種類や方法をしっかりと把握しておく必要があります。

廃車手続きにおける一時抹消と永久抹消の違い 上述のとおり、廃車には「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の2種類があります。例えば、事故を起こしてしまい、修理代が高額となることから修理を諦めて廃車にするというケースは、もう2度と車として使用することがないことから「永久抹消登録」での廃車となり、一方でしばらく乗らないけど自宅のガレージに保管しておくなどのケースは「一時抹消登録」となります。いずれの場合も自動車としての登録を抹消することで、毎年4月1日時点での車の所有者に課せられる自動車税の対象からは除外されますので、逆にその車に乗っていなくても、何らかの理由で手元になかったとしても、抹消登録を行わない限り、自動車税の課税対象になるということです。すなわち、不幸にも自動車の盗難にあった場合、もちろん警察に盗難届けを出すことになりますが、それと同時に抹消登録(この場合は一時抹消登録)を行わないと、車はないのに自動車税の請求だけが来るという状況に陥ります。

この「一時抹消登録」と「永久抹消登録」の大きな違いは、一時抹消登録は車が存在している状態で行える廃車手続きであるのに対して、永久抹消登録は車の解体が完了した後で行える手続きであるという点です。いちユーザーが、一時抹消登録を行うケースも限られてはおりますが、例えば仕事の都合で長期的に海外に行くケース(こうしたケースの多くは車を売却することが多い)や、車が盗まれてしまった場合、もしくは自宅の農場で作業用車としてのみ使用する場合、中古車として販売するケースなどが挙げられます。一方の永久抹消登録は、解体業者に依頼して、解体済みであることの証明となる移動報告番号や解体記録日などが記載された書類を所轄の陸運局に提出して初めて登録されるものなので、同じ廃車手続きと言えど、趣旨がまったく異なる手続きと言っても良いでしょう。

もちろん、一時抹消登録は再び車籍登録ができる一方、永久抹消登録は既に解体済みで車自体が存在しないため再登録はできません。ちなみに軽自動車における永久抹消登録は、返納届けと呼び内容はほぼ同じです。一時抹消の多くは中古車販売店などで、ナンバーが付いていない車で車検2年付きなどの条件で販売されているものがそれに該当します。再登録の際には中古新規登録申請を行い、新たに必ず車検を受けなければなりませんので、個人で一時抹消登録を行う際には、慎重に判断する必要があります。例えば、事故で車を破損してしまったけど、修理代が高いので時間を掛けてでも自分で直す、というケースは稀かもしれませんが、そのタイミングが自動車税が課税される4月1日の直前であれば、有効な手段となりうるかもしれません。ただし、再登録の際には、新たに車検を受けなければならなくなる点は念頭においておきましょう。

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